【東京 15日 Actipress】12月1日から開局するBS11デジタル(日本BS放送株式会社:本社・東京)の番組説明会と記念披露パーティーが15日、都内のホテルで開かれた。

■“大人のため”のコンテンツ

 登壇した代表取締役社長の山科誠氏は「少子高齢化社会の到来をふまえ、団塊の世代が楽しめる“大人のためのコンテンツ”」に加え、「時代に合ったIT技術の革新を取り入れた新しい概念の番組編成」をコンセプトに掲げた。早い段階で年間売り上げ30億円の目標を達成し、上場を目指したいという。

■ニュースからショッピング番組まで

 番組では、3時間トーク「大人の自由時間」や毎日新聞フューチャリングの定時ニュース番組、そして、ニュースの真相を掘り下げる「InsideOUT」などをはじめ、大株主であるビッグカメラがプロデュースする多彩なショッピング番組も放送予定だ。24時間無料の総合テレビが新たにBSの仲間入りを果たす。

 同社は2000年からBSデジタル放送分野で主に、データ放送を中心とした番組配信から事業をスタート。2004年から110度CS放送で「テレビサンク(フランスの国際総合テレビ番組)」を配信するなど、衛星放送分野で意欲的に放送事業を展開してきた。

■試験電波放送も

 今月15日から30日まで「BS211」の試験電波を放送する。BSデジタル放送を受信可能な世帯では、簡単な受信機の操作(選局リモコン番号は11)または、メニュー設定で受信できる。(c)Actipress