【テヘラン/イラン 3日 AFP】マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は3日、イランはすぐにでも核燃料の生産に踏み切ると予測した。国営イラン通信(Islamic Republic News Agency、IRNA)が伝えた。同大統領は西部フゼスタン(Khuzestan)州の町Ghotvandでの演説の中で、「イランは燃料サイクルを所有しており、すぐにでも産業用核燃料の生産を開始する」と述べた。イランはこれまでに、ウランをおよそ5%のレベルまで濃縮していると発表している。名目上は発電に利用されるとする核燃料の生産は、核燃料サイクル技術確立への重要な一歩ともなる。写真は2日、アラブの伝統的な衣服を身につけ、イラクとの国境に近いフゼスタン州の都市スーザンゲルド(Sousangerd)で行われた集会に出席するアフマディネジャド大統領。(c)AFP