【アンマン/ヨルダン 21日 AFP】アブドラ・ビン・フセイン(King Abdullah II)国王は20日、衝突激化を回避するためパレスチナ和平協議を再開するよう米国、イスラエル両国に要請した。アブドラ国王は、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長と首都アンマン(Amman)で会談。さらにイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とも電話会談し、3首脳それぞれに対して同要請を行っている。パレスチナ和平をめぐる協議は19日、エルサレム(Jerusalem)でイスラエル、米国およびパレスチナの首脳による3者会談が実施されたが、進展はなかった。写真は同日、アンマンを訪問したライス米国務長官(左)と連れだって歩くアブドラ国王(右)。(c)AFP/YUSSEF ALLAN