【サーダ/イエメン 26日 AFP】北部山岳地帯を拠点に3年に及び反政府活動を繰り広げているシーア派の反政府勢力「ザイド(Zaidi)派」の指導者とされる国会議員が、25日付の「Asharq al-Awsat紙」上で、活動が拡大される可能性を示唆した。この議員は2004年に治安軍によって殺害されたザイド派の元指導者フセイン・バドール・アルディン・アルハティ(Hussein al-Huthi)氏の兄弟、Yahia Badreddin al-Huthi氏で、同グループが北部サーダ(Saada)州の本拠地に新たな戦線を設けたと語った。写真は、首都サヌア(Sanaa)の北方242キロのサーダ州を巡回する兵士。(c)AFP/KHALED FAZAA