イラン政府、英国政府に謝罪を要求 - イラン
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【テヘラン/イラン 30日 AFP】イラン政府は29日、英艦艇がイランの領海を「侵犯」したことについて英国政府に謝罪を要求するとともに、女性水兵の解放を拒絶した自国政府の判断を擁護した。
メヘル通信(Mehr)によると、軍当局のAlireza Afshar報道官は英水兵の拘束問題について「解決策は英国政府が現実を受け入れ、偉大なイラン国民に謝罪を表明することだ」と語り、「真実を認め、領海侵犯を繰り返さないよう約束」するよう英国政府に迫った。
イラン政府は英水兵らの解放を求める国際社会の要請を拒否。先般約束した唯一の女性水兵の解放についても、拘束事件に対する「英国政府の過剰反応」を理由に撤回している。
イラン政府は23日、ペルシャ湾北部で「イラン領海を侵犯」したとして英水兵ら15人の身柄を拘束。これに対して英国政府は、同水兵らはイラク領海で「通常のパトロール任務中」に拘束されたと発表している。
写真は29日、テヘラン(Tehran)市内の外務省前で反英プラカードを掲げる強硬派の学生。(c)AFP/BEHROUZ MEHRI
メヘル通信(Mehr)によると、軍当局のAlireza Afshar報道官は英水兵の拘束問題について「解決策は英国政府が現実を受け入れ、偉大なイラン国民に謝罪を表明することだ」と語り、「真実を認め、領海侵犯を繰り返さないよう約束」するよう英国政府に迫った。
イラン政府は英水兵らの解放を求める国際社会の要請を拒否。先般約束した唯一の女性水兵の解放についても、拘束事件に対する「英国政府の過剰反応」を理由に撤回している。
イラン政府は23日、ペルシャ湾北部で「イラン領海を侵犯」したとして英水兵ら15人の身柄を拘束。これに対して英国政府は、同水兵らはイラク領海で「通常のパトロール任務中」に拘束されたと発表している。
写真は29日、テヘラン(Tehran)市内の外務省前で反英プラカードを掲げる強硬派の学生。(c)AFP/BEHROUZ MEHRI