【ソウル/韓国 31日 AFP】ソウルで開催中の米韓両国政府による自由貿易協定(FTA)交渉の両国代表は30日、31日朝の交渉期限を48時間延長することを決定した。両国による22時間におよぶ最終折衝の後に、金鉉宗(キム・ジョンフン、Kim Jong-Hoon)通商交渉本部長が関係者が報道陣に発表した。

 これにより新たな交渉期限は4月2日午前1時(1日GMT16時00分)に延長された。

 ワシントンD.C.の通商代表部(USTR)のSean Spicer広報官は、「米韓の交渉は残された問題を協議中」とした上で、この延長により米国が定める90日の交渉期間内での議会への提出を目指すと声明で発表した。

 写真は31日、ソウル(Seoul)市内で記者会見に臨む金通商交渉本部長。(c)AFP/KIM JAE-HWAN