乗員乗客180人の航空機でハイジャック事件、犯人は着陸後に投降 - トルコ
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【アンカラ/トルコ 11日 AFP】国内テレビ局CNNトルコ(CNN-Turk)によると10日、乗員乗客180人が搭乗するペガサス航空(Pegasus airline)のボーイング(Boeing)737-800型機がハイジャックされた。犯人はアンカラ(Ankara)の空港へ着陸後、警察当局に投降した。航空機はクルド人居住地域のディヤルバクル(Diyarbakir)を現地時間の午後5時40分(1440GMT)に離陸し、イスタンブール(Istanbul)へと向かっていた。
運輸省報道官が事件についてアンカラで記者会見し、犯人をトルコ国籍のMehmet Gokcingol容疑者と発表。乗員乗客にけがはなく、目的地へ向け別便で出発する予定だという。
乗客の1人はCNNトルコの取材に対し、「犯人はベルトに爆発物があると主張、イスラム教の聖典コーランの一節を唱え、自身を精神的に制御できない様子だった」と証言した。同テレビ局の報道によると、犯人は航空機をイランに向けて飛行させる意図だったという。
写真は、アンカラのエセンボガ(Esenboga)国際空港の国際線ターミナル(2006年10月13日撮影)。(c)AFP
運輸省報道官が事件についてアンカラで記者会見し、犯人をトルコ国籍のMehmet Gokcingol容疑者と発表。乗員乗客にけがはなく、目的地へ向け別便で出発する予定だという。
乗客の1人はCNNトルコの取材に対し、「犯人はベルトに爆発物があると主張、イスラム教の聖典コーランの一節を唱え、自身を精神的に制御できない様子だった」と証言した。同テレビ局の報道によると、犯人は航空機をイランに向けて飛行させる意図だったという。
写真は、アンカラのエセンボガ(Esenboga)国際空港の国際線ターミナル(2006年10月13日撮影)。(c)AFP