南北経済協力推進委、核問題とコメ支援が焦点 - 韓国
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【ソウル/韓国 21日 AFP】韓国と北朝鮮の南北経済協力推進委員会は20日、コメ支援などについて協議に入った。協議では核放棄に向けた「初期段階措置」の実施を韓国側が要求し、反発した北朝鮮が退席する場面もあったが、後刻再開された。同委員会は平壌で4日間の日程で開催中。
食糧難に直面している北朝鮮は、年間40万トンのコメの無条件支援と、経済協議を政治問題と切り離すことの2点を要求している。たが、6か国協議で設定された今月14日の核施設停止期限を北朝鮮が履行していないため、韓国側が核問題の進展をコメ支援の条件とする可能性もある。
韓国側代表団のKim Joong-Tae報道官は19日夜、北朝鮮が6か国協議の履行期限を順守しなかったことが、南北協議に悪影響を及ぼす可能性もあると強調、「協議の方向性によってコメ支援を行うかどうか判断する」と述べた。
両国は20日の協議で、最終日である翌21日に発表予定の共同声明案をそれぞれ提示したという。
Kim報道官は「残りの協議日程で北朝鮮と真剣な対話ができるよう最善を尽くす」と語った。
写真は19日、平壌の大同江(Taedong river)を眺める韓国側代表団。(c)AFP
食糧難に直面している北朝鮮は、年間40万トンのコメの無条件支援と、経済協議を政治問題と切り離すことの2点を要求している。たが、6か国協議で設定された今月14日の核施設停止期限を北朝鮮が履行していないため、韓国側が核問題の進展をコメ支援の条件とする可能性もある。
韓国側代表団のKim Joong-Tae報道官は19日夜、北朝鮮が6か国協議の履行期限を順守しなかったことが、南北協議に悪影響を及ぼす可能性もあると強調、「協議の方向性によってコメ支援を行うかどうか判断する」と述べた。
両国は20日の協議で、最終日である翌21日に発表予定の共同声明案をそれぞれ提示したという。
Kim報道官は「残りの協議日程で北朝鮮と真剣な対話ができるよう最善を尽くす」と語った。
写真は19日、平壌の大同江(Taedong river)を眺める韓国側代表団。(c)AFP