<スリランカ紛争>LTTE、2度目の政府軍基地空爆を実施か - スリランカ
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【コロンボ/スリランカ 24日 AFP】反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が24日未明、北部ジャフナ(Jaffna)半島の政府軍の基地を空爆し、少なくとも6人が死亡、6人が負傷した。政府当局とLTTEが伝えた。
LTTEの報道官は、軽飛行機2機によりパラリ(Palaly)空軍基地と近くの武器庫の2か所を空爆したと発表した。これが事実であれば、この2か月で2度目の政府軍基地空爆となる。
しかし、国防省はあくまで「攻撃は空爆ではなく、迫撃砲によるものだった」と主張。一方、サラス・フォンセカ(Sarath Fonseka)陸軍司令官は、「前線の政府軍が敵機を確認したため、パラリ空軍基地は消灯し、警戒態勢に入っていた。対空砲火を行ったが、敵機は逃れ、別の場所への空爆に向かった」と、空爆の事実を認めている。
パラリ空軍基地は以前はLTTEの拠点であったが、1995年12月に政府軍に奪還されている。
写真は北部ワンニ(Wanni)地区で、軽飛行機の操縦席からVサインを送るLTTE兵士(撮影日時不明、LTTE提供)。(c)AFP/LTTE
LTTEの報道官は、軽飛行機2機によりパラリ(Palaly)空軍基地と近くの武器庫の2か所を空爆したと発表した。これが事実であれば、この2か月で2度目の政府軍基地空爆となる。
しかし、国防省はあくまで「攻撃は空爆ではなく、迫撃砲によるものだった」と主張。一方、サラス・フォンセカ(Sarath Fonseka)陸軍司令官は、「前線の政府軍が敵機を確認したため、パラリ空軍基地は消灯し、警戒態勢に入っていた。対空砲火を行ったが、敵機は逃れ、別の場所への空爆に向かった」と、空爆の事実を認めている。
パラリ空軍基地は以前はLTTEの拠点であったが、1995年12月に政府軍に奪還されている。
写真は北部ワンニ(Wanni)地区で、軽飛行機の操縦席からVサインを送るLTTE兵士(撮影日時不明、LTTE提供)。(c)AFP/LTTE