ファタハ・イスラム、戦闘拡大を警告 - レバノン
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【ベイルート/レバノン 22日 AFP】20日に発生したイスラム系武装組織「ファタハ・イスラム(Fatah al-Islam)」との武力衝突で、政府軍は21日、ナハル・アルバリード(Nahr al-Bared)難民キャンプの同組織戦闘員に対し砲撃を加えた。内戦終結以来最悪となる国内での武力衝突は2日目に入り死者は55人に上っており、脆弱な治安体制に対する懸念が広まっている。
パレスチナ難民が居住する同難民キャンプの医師によると、この砲撃によりパレスチナ人の一般市民9人が死亡した。政府軍は戦車で同難民キャンプを包囲し、ファタハ・イスラムの戦闘員と交戦している。
政府首脳らは治安回復のために「あらゆる措置」を講じると強調した。前日の同難民キャンプとトリポリ(Tripoli)での戦闘では1日だけで46人が死亡し、国際社会もこの衝突の沈静化を求めている。
一方、ファタハ・イスラムは、政府軍が砲撃を続ける場合、トリポリ以外の場所へ戦闘拡大すると警告した。(c)AFP
パレスチナ難民が居住する同難民キャンプの医師によると、この砲撃によりパレスチナ人の一般市民9人が死亡した。政府軍は戦車で同難民キャンプを包囲し、ファタハ・イスラムの戦闘員と交戦している。
政府首脳らは治安回復のために「あらゆる措置」を講じると強調した。前日の同難民キャンプとトリポリ(Tripoli)での戦闘では1日だけで46人が死亡し、国際社会もこの衝突の沈静化を求めている。
一方、ファタハ・イスラムは、政府軍が砲撃を続ける場合、トリポリ以外の場所へ戦闘拡大すると警告した。(c)AFP