【5月24日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・決勝、ACミラン(AC Milan)vsリバプール(Liverpool)。試合はリバプールが1-2でミランに敗れ、2季ぶりの優勝を逃した。

 試合後に「彼らは勝利に値した」とミランを賞賛したリバプールのスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)は、「この敗戦にはとても傷付いている。しかし、キャプテンとして僕は前向きにならなくてはいけない。僕たちは早く立ち直る必要がある。2006-07シーズンは僕らにとってリーグ戦が最優先課題となるだろう。そのためにも今夏は十分に休息をとり、シーズンに備えなくてはならない」と、早くも07-08シーズンを見据えたコメントを残した。

 またジェラードは「チームが買収されて以来、僕らは全員楽観主義者だったと思う。マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、チェルシー(Chelsea)とプレミアシップを争いながら欧州チャンピオンズリーグを勝ち上がるためにも、僕たちはチームのクオリティーを若干上げる必要がある」と大規模な補強の必要性を訴え、共同でリバプールのオーナーを務めるトム・ヒックス(Tom Hicks)氏とジョージ・ジレット(George Gillett)氏へ、チームの繁栄を続けるためにもシーズンオフにさらなる投資を要求したラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督の考えに同意を示した。(c)AFP