アフガニスタン大統領、米大統領と会談へ
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【8月3日 AFP】アフガニスタンのハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の会談が5日と6日の2日間、メリーランド(Maryland)州のキャンプデービッド(Camp David)で行われる。
カルザイ大統領の報道官によると、会談は非公式のもので、多国籍軍のタリバン制圧作戦による民間人犠牲者の問題が中心議題となる。さらに、国家再建計画の主導権の移譲問題、ケシ栽培の増加、アフガニスタンとパキスタン両国代表の協議などについても話し合われる予定。
アフガニスタンでは、米国主導の「テロとの戦い」でタリバン政権が崩壊してから約6年が経過した。にもかかわらず、タリバン(Taliban)による韓国人グループの拉致事件が約2週間前に発生するなど、治安改善が進んでいない実態が明らかになっている。
国連(UN)の発表によると、アフガニスタンで武装勢力との戦闘に巻き込まれて死亡した民間人は、今年だけで600人以上。うち半数が多国籍軍の攻撃によるものだという。パキスタン国境に潜伏するタリバン勢力や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に対する掃討作戦に、民間人が巻き添えとなるケースが多いという。(c)AFP
カルザイ大統領の報道官によると、会談は非公式のもので、多国籍軍のタリバン制圧作戦による民間人犠牲者の問題が中心議題となる。さらに、国家再建計画の主導権の移譲問題、ケシ栽培の増加、アフガニスタンとパキスタン両国代表の協議などについても話し合われる予定。
アフガニスタンでは、米国主導の「テロとの戦い」でタリバン政権が崩壊してから約6年が経過した。にもかかわらず、タリバン(Taliban)による韓国人グループの拉致事件が約2週間前に発生するなど、治安改善が進んでいない実態が明らかになっている。
国連(UN)の発表によると、アフガニスタンで武装勢力との戦闘に巻き込まれて死亡した民間人は、今年だけで600人以上。うち半数が多国籍軍の攻撃によるものだという。パキスタン国境に潜伏するタリバン勢力や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に対する掃討作戦に、民間人が巻き添えとなるケースが多いという。(c)AFP