【8月20日 AFP】(一部更新)20日午前、沖縄県の那覇空港に着陸した台北発の中華航空(China Airlines)機(ボーイング737-800型)が炎上した事故で、台湾の中華航空は、乗客155人および乗員8人は全員避難して無事だと発表した。

 同社の広報担当者は、「同機は定刻通りに那覇に到着し、離着陸には何ら問題はなかった。乗員は、機体が炎上しているとの報告を受け、乗客の避難誘導にあたった」と述べた。

 また、事故原因は不明としながらも、同社が運航する同型の11機を緊急に点検すると語った。

 テレビ各局は、同機の消火活動のもようを中継した。目撃者の1人は、日本テレビに対し、「乗客らが機体から避難するところを見た。その直後、爆発が4回発生した」と語った。また、着陸直後に大きな爆発音が聞こえたと各局は伝えている。

 炎上の原因は今のところ不明だが、共同通信は、警視庁の話として「テロの可能性は低い」としている。(c)AFP