インド・アグラで暴動、タージマハル観光にも影響
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【8月30日 AFP】インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州のアグラ(Agra)で29日、交通事故をきっかけに暴動が発生し、1人が死亡、50人が負傷した。これを受けて治安当局は外出禁止令を発令、世界的に有名な観光地タージマハル(Taj Mahal)に続く道も閉鎖された。
首都ニューデリー(New Delhi)の南方200キロメートルに位置するアグラでは同日朝、イスラム教徒4人がスピード違反のトラックにはねられて死亡する事故が発生、その後暴徒が投石や車両への放火などを行い、警官隊と激しく衝突した。
ウッタルプラデシュ州当局は観光客に対し、治安が回復するまでの間、ホテルから出ないよう勧告。外出禁止令により、タージマハルに続く道も通行禁止にされている。
事故死した4人は、断食月ラマダン(Ramadan)の開始を約2週間後に控えて開催された祝祭を見物した帰りだった。アグラでは、全人口160万人の20%をイスラム教徒が占めている。(c)AFP/Sasmita Mishra
首都ニューデリー(New Delhi)の南方200キロメートルに位置するアグラでは同日朝、イスラム教徒4人がスピード違反のトラックにはねられて死亡する事故が発生、その後暴徒が投石や車両への放火などを行い、警官隊と激しく衝突した。
ウッタルプラデシュ州当局は観光客に対し、治安が回復するまでの間、ホテルから出ないよう勧告。外出禁止令により、タージマハルに続く道も通行禁止にされている。
事故死した4人は、断食月ラマダン(Ramadan)の開始を約2週間後に控えて開催された祝祭を見物した帰りだった。アグラでは、全人口160万人の20%をイスラム教徒が占めている。(c)AFP/Sasmita Mishra