【9月11日 AFP】(写真追加)トルコの首都アンカラ(Ankara)で11日、ミニバスの下に仕掛けられた大量の強力な爆弾が、警察当局により未然に処理される事件があった。アンカラ県知事が明らかにした。

 知事によれば爆弾は、アンカラ中心部の繁華街にある立体駐車場に停められたミニバスの下から発見された。ミニバスには偽造ナンバープレートが付けられていたという。

 現時点で武装グループなどによる犯行声明の発表はなく、警察の捜査でも手掛かりはつかめていないもよう。

 事件を受け、駐車場周辺5キロ四方には非常線が張られている。また付近には病院や軍関連施設などがあるため、救急車と救急隊員が配備されたほか、市庁舎に避難勧告が出されている。(c)AFP