パキスタン軍本部付近の自爆攻撃、アルカイダとタリバンが関与か
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【11月1日 AFP】パキスタン警察当局は10月31日、30日にラワルピンディ(Rawalpindi)の国軍本部近くで発生した自爆攻撃について、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の関連組織およびイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)が関与している可能性があると指摘した。この自爆攻撃では7人が死亡している。
ラワルピンディ警察のSaud Aziz署長は、10月30日の自爆攻撃について、同国北西部で行っているタリバンを支持する武装勢力に対する取り締まり、および7月のイスラマバード(Islamabad)の赤いモスク(Red Mosque)制圧に対する報復攻撃との見方を示し、「現場でタリバンとアルカイダのメンバーが目撃されており、今回の自爆攻撃に関与した可能性は極めて高い」とAFPに語った。
同所長によると、警察は検問所で自爆した23歳くらいの男の遺体を回収し調べているが、捜査員も30日の自爆攻撃と、軍による赤いモスク制圧の関連を疑っているという。実行犯は、赤いモスク制圧の立案者の1人とされる軍高官の公邸のすぐそばで自爆している。
このほか、スワト(Swat)渓谷に拠点を置く親タリバンの聖職者とその支持者らの武装勢力に対する掃討作戦や、北西部アフガニスタン国境の部族地域での反政府勢力との武力衝突とも関連があるとみられている。(c)AFP/Sami Zubeiri
ラワルピンディ警察のSaud Aziz署長は、10月30日の自爆攻撃について、同国北西部で行っているタリバンを支持する武装勢力に対する取り締まり、および7月のイスラマバード(Islamabad)の赤いモスク(Red Mosque)制圧に対する報復攻撃との見方を示し、「現場でタリバンとアルカイダのメンバーが目撃されており、今回の自爆攻撃に関与した可能性は極めて高い」とAFPに語った。
同所長によると、警察は検問所で自爆した23歳くらいの男の遺体を回収し調べているが、捜査員も30日の自爆攻撃と、軍による赤いモスク制圧の関連を疑っているという。実行犯は、赤いモスク制圧の立案者の1人とされる軍高官の公邸のすぐそばで自爆している。
このほか、スワト(Swat)渓谷に拠点を置く親タリバンの聖職者とその支持者らの武装勢力に対する掃討作戦や、北西部アフガニスタン国境の部族地域での反政府勢力との武力衝突とも関連があるとみられている。(c)AFP/Sami Zubeiri