ベネズエラ、石油超過利潤税の税収43億ドルに
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【8月28日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は27日、4月中旬に徴収を開始した石油超過利潤税による国営ベネズエラ石油(Petroleos de Venezuela、PDVSA)からの税収が43億ドル(約4700億円)に達したと発表した。
政府はこのうち8億ドル(約870億円)をすでに支出し、35億6000万ドル(約3900億円)が国庫に入ったという。
世界的に原油価格が高騰するなか、ベネズエラでは今年4月中旬、原油価格に応じて石油会社の利益に課税する石油超過利潤税を導入した。過去1年間ベネズエラの原油価格の平均は1バレル=103.74ドルだった。
一方、ベネズエラ中央銀行が同日発表した統計によると、同国の2008年1-6月の石油輸出収入は484億7000万ドル(約5兆3000億円)で、前年同期比で78%と大幅に増加した。
ベネズエラ政府は、同国の原油生産量を日量330万バレルとしているが、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)はこの数値に疑問を呈しており、日量250万バレルを下回るとみている。(c)AFP
政府はこのうち8億ドル(約870億円)をすでに支出し、35億6000万ドル(約3900億円)が国庫に入ったという。
世界的に原油価格が高騰するなか、ベネズエラでは今年4月中旬、原油価格に応じて石油会社の利益に課税する石油超過利潤税を導入した。過去1年間ベネズエラの原油価格の平均は1バレル=103.74ドルだった。
一方、ベネズエラ中央銀行が同日発表した統計によると、同国の2008年1-6月の石油輸出収入は484億7000万ドル(約5兆3000億円)で、前年同期比で78%と大幅に増加した。
ベネズエラ政府は、同国の原油生産量を日量330万バレルとしているが、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)はこの数値に疑問を呈しており、日量250万バレルを下回るとみている。(c)AFP