【11月21日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)の地下鉄工事現場で20日夜、中央分離帯で寝ていた作業員2人の上に、そうと知らずにダンプカーが土砂をかぶせてしまい、2人とも窒息死した。地元警察が明らかにした。

 一方、地下鉄建設を行っていたデリー交通公社(Delhi Metro Rail CorporationDMRC)は、現場での建設作業はすでに終了していたと主張。「何者かが2人を殺害し埋めた遺棄事件の可能性がある」と述べ、会社側の責任を否定している。

 同社の鉄道工事現場では前月も、路線拡張用の橋げたがバスや自動車の上に落下し、2人が死亡、12人が負傷する事故が発生している。(c)AFP