【3月13日 AFP】(一部訂正)男子ゴルフ、4月9日に開幕するマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2009)に出場する石川遼(Ryo Ishikawa、日本)が12日、予選落ちに終わった米プロゴルフ(PGA)ツアーデビュー戦の雪辱を期した。

 タイガー・ウッズ(Tiger Woods)との対戦と、20歳までにマスターズで優勝することを目標にしている石川は、ノーザントラスト・オープン(Northern Trust Open 2009)でPGAツアーデビューを果たしたが、通算2オーバーの予選落ちに終わっている。

 トランジションズ選手権(Transitions Championship 2009)、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2009)に出場を予定する石川は渡米前に、「無心で試合にぶつかっていくだけ。全力でぶつかり、3大会で各4日間、計12ラウンド回って、1日4つ以上バーディーが取れるように無我夢中でプレーしたい」と語った。

 力強いアイアンショットと、大胆なプレーで知られる石川は、予選落ち後に日本でアイアン、特に6番アイアンの改善に集中していたとし、「アイアンショットの質の向上に努めれば僕のゴルフは安定すると思う。前回より技術的な面よりも精神的な面で楽になった。不安は少なくなった」と語った。(c)AFP