政府軍のタリバン掃討作戦激化で避難民36万人に、パキスタン
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政府軍は、兵士数千人を動員し、北西辺境州のタリバンが潜伏するとみられる地域で、戦闘機や戦闘用ヘリコプターから大規模な戦闘を展開しており、8日以降のタリバン側の死者は約400人と発表している。しかし、現在も掃討作戦は進行中なため、正確な数字は不明だ。(2009年5月11日撮影)。(c)AFP/Farooq NAEEM
【5月12日 AFP】パキスタン北西辺境州(North West Frontier Province)では、政府軍によるイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)掃討作戦の激化に伴い、多数の住民が国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)がマルダン(Mardan)に設置した避難所に逃れている。こうした避難民の数は36万人にのぼるとみられる。(c)AFP