【9月3日 MODE PRESS】パリを拠点に活躍するデザイナーのリック・オウエンス（Rick Owens）が8月29日、東京・南青山に「RICK OWENS TOKYO STORE」オープンした。パリ、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ世界4店舗目の路面店となる。

　リック・オウエンスは南カリフォルニアに生まれで、モノクロハリウッド映画から美意識の洗礼を受けて育ったデザイナーだ。2001年にニューヨークで初のコレクションを発表し、翌2002年にはCFDAファッション賞（CFDA Fashion Awards）新人賞を受賞。毛皮の老舗ブランド「レビオン（Revillon）」のアーティスティックディレクターに就任後の2003年より、活動の拠点をパリに拠点を移した。

　「RICK OWENS TOKYO STORE」は、グレーのコンクリートを基調に、大きな窓と鏡が印象的な空間に仕上がった。「洞窟、岩、炎と毛皮という私にとっての究極の理想に基づいてデザインしました」とオウエンスが語るように、彼の世界観が表現されたものとなっている。店内には、「Rick Owens」のメンズ・レディースコレクションに加え、「DARKSHADOW」、「RICKOWENSLILIES」、ファーのコレクション「PALAIS ROYAL」など彼の手掛ける全てのラインが揃う。また、2005年からスタートした家具のコレクション「RICK OWENS FURNITURE」や、オウエンス自らがセレクトした書籍やCD、DVDも展開される。

　ブティックに自身をモチーフにした蝋人形を設置する習慣があるというオウエンス。東京ストアには“歌舞伎にある鬼変化とゴジラ映画にちなんだ”ものを設置する予定という。足を運んだ際にはそれにも是非注目してみて。（c）MODE PRESS

【店舗情報】
住所：東京都港区南青山6-5-55
電話番号：03-6805-0036
営業時間：12:00-20:00

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