【9月2日 AFP】イランの核問題交渉責任者、サイード・ジャリリ(Saeed Jalili)最高安全保障委員会(Supreme National Security CouncilSNSC)事務局長は1日、記者団に対し、同国は核開発計画をめぐる国連安全保障理事会(UN Security Council)常任理事国とドイツの6か国に対する包括提案の修正案を作成し、対話を再開させる用意があると語った。提案の詳細については言及を避けた。

 イランの核開発を阻止するための国際的な取り組みを主導してきた米国は、イランに対し今月までに、対話を再開するか、より厳しい制裁を受けるかを選択するよう迫っている。

 米英仏露中に独を加えた、いわゆるP5+1は2日、独フランクフルト(Frankfurt)郊外で、より厳しい国連安保理の制裁決議案について協議を行う予定になっている。(c)AFP/Hiedeh Farmani