イラン、改革派が抗議行動 2か月ぶり
このニュースをシェア
【9月18日 AFP】イランの首都テヘラン(Tehran)で18日、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が再選した6月の大統領選の結果に反発する改革派支持者ら数万人が抗議行動を行い、治安部隊や保守強硬派支持者らと衝突した。選挙結果を不満とした抗議行動は、約2か月ぶり。
18日は反イスラエル姿勢をとる現政権が主導するパレスチナ人への連帯を示す日にあたり、これを記念する礼拝が行われることから、政府高官は抗議行動を行わないよう、厳しく警告していたが、大統領選で敗退したミルホセイン・ムサビ(Mir Hossein Mousavi)元首相の支持者ら改革派の人びとは、市内の各広場に集結。その後、目撃者情報によると、「独裁者に死を」と叫びながら、アフマディネジャド大統領による反イスラエル演説が行われているテヘラン大学(Tehran University)に向かって行進した。
一方、10万人を越える保守強硬派も、反イスラエルを唱える行進を行い、改革派の一団と衝突。一部では、治安部隊が投石する人びとをこん棒などで制圧したという。
アフマディネジャド大統領は演説で、第2次世界大戦時のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)は「作り話」だとあらためて主張したほか、イスラエルは崩壊の途上にあると述べた。(c)AFP/Jay Deshmukh
18日は反イスラエル姿勢をとる現政権が主導するパレスチナ人への連帯を示す日にあたり、これを記念する礼拝が行われることから、政府高官は抗議行動を行わないよう、厳しく警告していたが、大統領選で敗退したミルホセイン・ムサビ(Mir Hossein Mousavi)元首相の支持者ら改革派の人びとは、市内の各広場に集結。その後、目撃者情報によると、「独裁者に死を」と叫びながら、アフマディネジャド大統領による反イスラエル演説が行われているテヘラン大学(Tehran University)に向かって行進した。
一方、10万人を越える保守強硬派も、反イスラエルを唱える行進を行い、改革派の一団と衝突。一部では、治安部隊が投石する人びとをこん棒などで制圧したという。
アフマディネジャド大統領は演説で、第2次世界大戦時のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)は「作り話」だとあらためて主張したほか、イスラエルは崩壊の途上にあると述べた。(c)AFP/Jay Deshmukh