【2月10日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が、左足首の負傷のため、14日に開催される第59回NBAオールスターゲーム2010(2010 NBA All-Star game)を欠場する可能性が出てきた。

 1月29日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)戦で足首を痛めたブライアントは、2月3日のシャーロット・ボブキャッツ(Charlotte Bobcats)戦でチームメイトのラマー・オドム(Lamar Odom)の足を踏み、同箇所のけがを悪化させている。

 8日のサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)戦で2試合連続欠場したブライアントは、足首の状態が整ったと思わない限りオールスターには出場しないと明言した。

 左足のことを後回しにできないと話すブライアントは「試合に出場できそうにないなら出ないが、問題ないなら出る。試合に出場できるほど動けないし、続けられないんだ。準備が整えば、出場する」とコメントし、10日のユタ・ジャズ(Utah Jazz)戦は、試合開始直前に出場の可否を決めることになると語った。

 スパーズ戦はロッカールームで治療を受けていたブライアントは「こういったことには慣れてないからいら立っている。(試合中の)ロッカーで選手が何をしなくてはならないのか分からないし、いつも何をしていのるか知らないんだ」と話している。

 6日のポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)戦の欠場により、公式戦連続出場は235試合で途絶えたブライアントは、故障を抱えながらも試合に出場することが兵士のようだという風評を大げさだと一蹴した。

 ブライアントは「俺だってばかじゃない。プレーし続けられると思えるけがで、試合に出ている間に治るのならプレーするさ。ただ、プレーすることで悪化していくようなタイプのけがなら、出場したりはしない」と語っている。(c)AFP