マイケル・ジョーダン氏 ボブキャッツの経営権を獲得
このニュースをシェア

【2月28日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)の元スーパースター、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が27日、シャーロット・ボブキャッツ(Charlotte Bobcats)の過半数以上の株式購入で合意に至った。
NBAのデビッド・スターン(David Stern)コミッショナーは、この取引を歓迎する意向を示し、「迅速な承認手続き」により3月末にはジョーダン氏がマジョリティーオーナーとして各チームのオーナーから承認される見込みとしている。スターン氏は「ボブキャッツの株式の譲渡が予想通りに合意に達し、うれしく思う」と声明を発表している。
ボブキャッツのオーナーを務めるボブ・ジョンソン(Bob Johnson)氏は、2006年から共同オーナーを務めていたジョーダン氏との契約を独占交渉権の切れる直前の26日深夜にまとめ、チームの売却で合意に至ったと声明を発表している。
購入価格とジョーダン氏の所有グループであるMJバスケットボール・ホールディングス(MJ Basketball Holdings LLC)の詳細については明らかにされていない。
ジョーダン氏には、ボブキャッツを勝てるチームへと変貌させる課題だけではなく、チーム自体や本拠地で採算が取れるようにするという任務が待ち構えている。
アフリカ系米国人として初めて米4大スポーツのプロチームを単独所有したジョンソン氏は、2004-05シーズンから新規加入したボブキャッツに3億ドル(約270億円)を投資したが、それから1億5000万ドル(約133億円)の負債を抱えた。ボブキャッツは集客、スポンサー探しに苦労しており、今シーズンは数千万ドルの損失を出す見込みとなっている。
数回にわたり経営陣の改革を行ったジョンソン氏から、2006年にバスケットボールに関する事柄の最終決定権を与えられたジョーダン氏は、同年のドラフトで全体3位指名したアダム・モリソン(Adam Morrison)が期待外れに終わったものの、その後はヘッドコーチ(HC)として招聘したラリー・ブラウン(Larry Brown)氏とともに7回のトレードを行っており、現在チームは東カンファレンスのプレーオフ出場を争っている。(c)AFP
NBAのデビッド・スターン(David Stern)コミッショナーは、この取引を歓迎する意向を示し、「迅速な承認手続き」により3月末にはジョーダン氏がマジョリティーオーナーとして各チームのオーナーから承認される見込みとしている。スターン氏は「ボブキャッツの株式の譲渡が予想通りに合意に達し、うれしく思う」と声明を発表している。
ボブキャッツのオーナーを務めるボブ・ジョンソン(Bob Johnson)氏は、2006年から共同オーナーを務めていたジョーダン氏との契約を独占交渉権の切れる直前の26日深夜にまとめ、チームの売却で合意に至ったと声明を発表している。
購入価格とジョーダン氏の所有グループであるMJバスケットボール・ホールディングス(MJ Basketball Holdings LLC)の詳細については明らかにされていない。
ジョーダン氏には、ボブキャッツを勝てるチームへと変貌させる課題だけではなく、チーム自体や本拠地で採算が取れるようにするという任務が待ち構えている。
アフリカ系米国人として初めて米4大スポーツのプロチームを単独所有したジョンソン氏は、2004-05シーズンから新規加入したボブキャッツに3億ドル(約270億円)を投資したが、それから1億5000万ドル(約133億円)の負債を抱えた。ボブキャッツは集客、スポンサー探しに苦労しており、今シーズンは数千万ドルの損失を出す見込みとなっている。
数回にわたり経営陣の改革を行ったジョンソン氏から、2006年にバスケットボールに関する事柄の最終決定権を与えられたジョーダン氏は、同年のドラフトで全体3位指名したアダム・モリソン(Adam Morrison)が期待外れに終わったものの、その後はヘッドコーチ(HC)として招聘したラリー・ブラウン(Larry Brown)氏とともに7回のトレードを行っており、現在チームは東カンファレンスのプレーオフ出場を争っている。(c)AFP