コロンビアで誘拐の筒井さん、無事解放される
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【8月16日 AFP】南米コロンビアで3月に同国在住の筒井雅夫(Masao Tsutsui)さん(69)が左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」に誘拐された事件で、コロンビアの警察署長は15日、AFPの電話取材に対し、筒井さんを無事に保護したと明らかにした。
筒井さんは3月23日、南西部カンデラリア(Candelaria)で何者かに連れ去られ、行方がわからなくなっていた。
このため、警察の誘拐対策チームが数か月にわたって捜索を続け、筒井さんがカリ(Cali)近郊のミランダ(Miranda)に監禁されていることをつきとめ、強力な解放作戦を展開した結果、FARCは筒井さんを解放。作戦中にFARCのメンバー1人の身柄が拘束されたという。
FARCは身代金として54万ドル(約4600万円)を要求していたが、警察によると身代金は支払われていないという。
■今後もコロンビアで生活
家族と再会した筒井さんは現在、カリ市内の医療機関で健康チェックを受けているという。
筒井さんは30年ほど前からコロンビアで暮らしており、地元女性と結婚して4人の子どもがいる。誘拐事件がおきた後も、カリを離れて日本へ帰国する考えはないという。(c)AFP
【関連記事】南米コロンビアで邦人誘拐か、家族が写真を公開
筒井さんは3月23日、南西部カンデラリア(Candelaria)で何者かに連れ去られ、行方がわからなくなっていた。
このため、警察の誘拐対策チームが数か月にわたって捜索を続け、筒井さんがカリ(Cali)近郊のミランダ(Miranda)に監禁されていることをつきとめ、強力な解放作戦を展開した結果、FARCは筒井さんを解放。作戦中にFARCのメンバー1人の身柄が拘束されたという。
FARCは身代金として54万ドル(約4600万円)を要求していたが、警察によると身代金は支払われていないという。
■今後もコロンビアで生活
家族と再会した筒井さんは現在、カリ市内の医療機関で健康チェックを受けているという。
筒井さんは30年ほど前からコロンビアで暮らしており、地元女性と結婚して4人の子どもがいる。誘拐事件がおきた後も、カリを離れて日本へ帰国する考えはないという。(c)AFP
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