チリ鉱山事故、作業員の家族が鉱山所有社を刑事告訴
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【8月27日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で、地下に閉じ込められている作業員33人の家族が26日、鉱山を所有するサン・エステバン鉱業社(San Esteban Mining)を過失容疑で刑事告訴した。鉱山を所有する企業が過失容疑で刑事告訴されるのは初めてとみられる。
これに伴い地元裁判所は、26家族に対する賠償金支払いに備えて、サン・エステバン鉱業に対し収益の一部、180万ドル(約1億5200万円)の差し押さえ命令を出した。
5日に起きた落盤事故以来、3週間にわたって地下に閉じ込められている作業員らについては、精神面での懸念が高まっている。ハイメ・マニャリク(Jaime Manalich)保健相はCNNに対し、作業員の中には長期間、狭い場所に閉じ込められているために、不眠や不安感を募らせるなど精神的な変調がみられる者も出ていると明かした。(c)AFP/Moises Avila Roldan
これに伴い地元裁判所は、26家族に対する賠償金支払いに備えて、サン・エステバン鉱業に対し収益の一部、180万ドル(約1億5200万円)の差し押さえ命令を出した。
5日に起きた落盤事故以来、3週間にわたって地下に閉じ込められている作業員らについては、精神面での懸念が高まっている。ハイメ・マニャリク(Jaime Manalich)保健相はCNNに対し、作業員の中には長期間、狭い場所に閉じ込められているために、不眠や不安感を募らせるなど精神的な変調がみられる者も出ていると明かした。(c)AFP/Moises Avila Roldan