政党トップをビンタ、一躍ネパールの英雄に
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【1月27日 AFP】ネパールで、政治家をひっぱたいた男性が一躍、インターネット上のヒーローとなっている。
この男性(55)は、今月20日に行われた統一共産党(UML)の集会で、同党トップのジャラ・ナート・カナル(Jhala Nath Khanal)書記長に平手打ちを食らわせた。男性が後に報道陣の取材に語ったところによると、「突然怒りが湧いてきた」ためという。男性は、公共の秩序を乱したとして逮捕された後、保釈された。
男性は、ネパールの政治家らについて「国を滅ぼしつつある」と非難しており、これに、多くのネットユーザーらが賛同の声を次々と上げている。
「あのビンタは書記長だけに対するビンタではない。(ネパールの)全政党の指導者たち全員に対するビンタだ」
「彼はネパール国民3000万人を代表した」
政党同士の小競り合いが続いているネパールでは、半年以上政府が機能しない状態が続いている。議会では16回もの首相選挙が行われたものの、選出に至っておらず、ただでさえ貧しい同国の発展を妨げる結果となっている。(c)AFP
【関連記事】「こんな車に乗れるか!」ネパール副大臣、郡トップを平手打ち
この男性(55)は、今月20日に行われた統一共産党(UML)の集会で、同党トップのジャラ・ナート・カナル(Jhala Nath Khanal)書記長に平手打ちを食らわせた。男性が後に報道陣の取材に語ったところによると、「突然怒りが湧いてきた」ためという。男性は、公共の秩序を乱したとして逮捕された後、保釈された。
男性は、ネパールの政治家らについて「国を滅ぼしつつある」と非難しており、これに、多くのネットユーザーらが賛同の声を次々と上げている。
「あのビンタは書記長だけに対するビンタではない。(ネパールの)全政党の指導者たち全員に対するビンタだ」
「彼はネパール国民3000万人を代表した」
政党同士の小競り合いが続いているネパールでは、半年以上政府が機能しない状態が続いている。議会では16回もの首相選挙が行われたものの、選出に至っておらず、ただでさえ貧しい同国の発展を妨げる結果となっている。(c)AFP
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