【3月20日 AFP】ラグビーシックスネイションズ(Six Nations Rugby 2011)は19日、最終第5週が各地で行われ、グランドスラム(全勝優勝)を狙っていたイングランドがアイルランドに24-8で敗れた。しかし、2位につけていたウェールズも敗れたため、イングランドは優勝を飾った。

 ホームグラウンドのアビバ・スタジアム(Aviva Stadium)でアイルランドは、主将のブライアン・オドリスコル(Brian O'Driscoll )のトライや、3本のペナルティゴール、2本のコンバージョンを決め14得点を挙げたフライハーフのジョナサン・セクストン(Jonathan Sexton)の活躍などで、点差以上に一方的なワンサイドゲームで勝利した。

 2003年大会以来のグランドスラムを狙っていたイングランドは、フォワードが力負けし、バックスもテクニックが通じず、各ポジションでアイルランドに後れを取った。しかしながら、試合後に行われたフランス対ウェールズ戦で、フランスが28-9と勝利したため、イングランドは通算4勝1敗で優勝を果たした。

 また、スコットランドが21-8でイタリアを破っている。(c)AFP/Rob Woollard