【6月14日 AFP】内閣府が13日に発表した4月の機械受注統計調査報告によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は前月比3.3%減少した。3月は前月比1.0%増で、米ダウジョーンズ・ニュースワイヤーズ(Dow Jones Newswires)の調査では4月の予測は1.2%増だった。

 みずほコーポレート銀行マーケットエコノミストの唐鎌大輔(Daisuke Karakama)氏は、機械受注の意外な落ち込みについて、輸出や製造業の弱い動きを示唆するものだと指摘し、5~6月の設備投資が予測ほど強い伸びを示さない可能性があると分析した。(c)AFP