【9月30日 AFP】29日午後7時5分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)5.6の地震があった。東京電力(TEPCO)によると、福島第1原子力発電所で異常は確認されていないという。

 気象庁によると、震源の深さは非常に浅い。この地震による津波の心配はないという。

 東電の広報担当者はAFPに対し、「福島第1原発では、地震の影響を受けた異常は何も起きていない」と述べ、炉心への冷却水注入を含め、通常通りの運転を続けていると説明した。

 現在のところ、揺れを観測した地域で、けが人や家屋損壊などの被害情報はない。(c)AFP