ダルビッシュ初登板を神経質に見つめた日本
このニュースをシェア

【4月11日 AFP】9日に米大リーグ(MLB)で先発初登板を果たしたテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ有(Yu Darvish)に対し、大きな期待を寄せていた日本のメディアは過敏な反応を示した。
ダルビッシュは、2回までにシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)に5点を奪われたものの、レンジャーズは打線が巻き返しをみせ、11-5で勝利を収めた。
日本ではNHKが午前中から生中継で放映した試合の結果が各新聞社の夕刊一面を飾り、テレビ各局のニュース番組はダルビッシュをトップで扱った。
各紙は特にマリナーズ打線に打ち込まれたツーシーム·ファストボールなど、コントロール不足をこぞって指摘した。
読売新聞(Yomiuri Shimbun)は「メジャーの重圧 制球乱す」との見出しを打ち、記事にはメジャー初登板の緊張感に押し潰されたようにみえたと記した。しかし、ダルビッシュの不調が日本と比べて滑りやすいとされるメジャーのボールに馴染んでいないことが一因かもしれないと分析した。
一方、「ダルビッシュ初陣 苦い白星」との見出しを打った朝日新聞(Asahi Shimbun)は、初勝利は彼が獲得したというよりも、運良く手に入れたに過ぎないと厳しく評価した。またダルビッシュの高校時代の監督である若生正広(Masahiro Wako)氏の「自分の投球ができれば18勝くらいはできるはず」とのコメントも掲載した。
一方、ダルビッシュ自身はツイッター(Twitter)で、「5回2/3 8安打5失点で1勝目。 調子は最悪でしたが粘り強く、気持ちも強く持って投げました。毎年最初の登板は気持ちと身体が一致せず苦労してるな。でも打線が4本塁打で逆転してくれて勝てました!チームが勝って良かった!」と書き込み、ファンからの祝福には、「あんなんで(この試合内容で)おめでとうと言わないで下さい」と、悲しんでいる様子を表す顔文字を付けて返信している。(c)AFP
ダルビッシュは、2回までにシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)に5点を奪われたものの、レンジャーズは打線が巻き返しをみせ、11-5で勝利を収めた。
日本ではNHKが午前中から生中継で放映した試合の結果が各新聞社の夕刊一面を飾り、テレビ各局のニュース番組はダルビッシュをトップで扱った。
各紙は特にマリナーズ打線に打ち込まれたツーシーム·ファストボールなど、コントロール不足をこぞって指摘した。
読売新聞(Yomiuri Shimbun)は「メジャーの重圧 制球乱す」との見出しを打ち、記事にはメジャー初登板の緊張感に押し潰されたようにみえたと記した。しかし、ダルビッシュの不調が日本と比べて滑りやすいとされるメジャーのボールに馴染んでいないことが一因かもしれないと分析した。
一方、「ダルビッシュ初陣 苦い白星」との見出しを打った朝日新聞(Asahi Shimbun)は、初勝利は彼が獲得したというよりも、運良く手に入れたに過ぎないと厳しく評価した。またダルビッシュの高校時代の監督である若生正広(Masahiro Wako)氏の「自分の投球ができれば18勝くらいはできるはず」とのコメントも掲載した。
一方、ダルビッシュ自身はツイッター(Twitter)で、「5回2/3 8安打5失点で1勝目。 調子は最悪でしたが粘り強く、気持ちも強く持って投げました。毎年最初の登板は気持ちと身体が一致せず苦労してるな。でも打線が4本塁打で逆転してくれて勝てました!チームが勝って良かった!」と書き込み、ファンからの祝福には、「あんなんで(この試合内容で)おめでとうと言わないで下さい」と、悲しんでいる様子を表す顔文字を付けて返信している。(c)AFP