【6月25日 AFP】日本サッカー協会（Japan Football Association、JFA）が日本代表のアルベルト・ザッケローニ（Alberto Zaccheroni）監督との契約を更新したことが明らかになった。国内の各メディアが25日、報じた。

　時事通信（Jiji Press）などによると、JFAは日本代表が2014年サッカーW杯ブラジル大会（2014 World Cup）アジア最終予選で3勝無敗と好スタートを切ったことを受け、ザッケローニ監督との契約を更新した。

　イタリア・セリエAのACミラン（AC Milan）などを率いた59歳のザッケローニ監督は、現在開催中のサッカー欧州選手権2012（UEFA Euro 2012）の決勝を観戦するため成田国際空港（Narita International Airport）に姿を見せ、「両者とも納得している」とコメントした。

　ザッケローニ監督は、2010年に延長オプション付きの2年契約で代表監督に就任した。

　また時事通信は、原博実（Hiromi Hara）強化担当技術委員長が「契約延長はW杯本選も視野に入れたもの」であるとコメントを掲載している。

　一方共同通信（Kyodo News）は、仮に日本が2013年6月に終了するアジア最終予選でW杯本大会への出場権を逃した場合、契約解除する条件付きだと伝えている。

　ザッケローニ監督は、2011年にカタールで行われた第15回アジアカップ（AFC Asian Cup 2011）で日本を4度目の優勝に導いた。また、アジア最終予選では3試合を終えて勝ち点7を獲得している。(c)AFP