【7月17日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby)に所属するニュージーランドのブルーズ(Blues)が16日、元オールブラックス(ニュージーランド代表)で活躍したジョン・カーワン(John Kirwan)氏がヘッドコーチ(HC)に就任したことを発表した。

 現在15チームからなるスーパーラグビー(スーパー15)で低迷しているブルーズは、 パット・ラム(Pat Lam)HCを解任したばかりだった。

 ラグビーW杯でイタリア代表や日本代表を率いた経験を持つ47歳のベテランのカーワン氏は、自分のキャリアの原点であるオークランド(Auckland)でコーチができることに喜びを表しながらも、2012シーズンを4勝12敗で15位中12位で終えたブルーズを立て直すのは困難な挑戦であると明かした。

 カーワン氏は「ファンの人と交流し、ブルーズのコミュニティの一員になることに興奮している。大変な仕事が待ち受けているが、挑戦するのが楽しみだ」と話した。

 カーワン氏はまた、2003シーズンを最後にスーパーラグビー制覇から遠のいているブルーズで「成功と革新」の新時代を築きたいと語っている。(c)AFP