【10月2日 MODE PRESS】スイスの時計ブランド「ラドー(RADO)」が、10月1日から開催される日本最大のテニストーナメント「楽天ジャパンオープン」のオフィシャルタイムキーパーに決定した。28日には都内でプレスカンファレンスが開催され、サプライズゲストに昨年の同大会の覇者アンディ・マレー(Andy Murray)選手が登場した。

 1962年にスクラッチレジスタントの時計を発表してから50年、今でこそよく見られるセラミックス時計を最初に開発するなど革新的な素材と斬新なデザインに挑戦し続けてきた「ラドー」。50年目の節目となる2012年の今年、次の50年に向けた新たなチャレンジとしてテニスの世界にチャレンジする。世界各地で開催されるテニストーナメントにオフィシャルタイムキーパーとして参加するほか、現在世界ランキング3位と今年絶好調のアンディ・マレーとアンバサダー契約を結ぶなど積極的にプロジェクトを進めている。

 ミニテニスコートが再現されたプレスカンファレンスの会場では、来日したラドーのマティアス・ブレシャン(Matthias Breschan)CEOが、今回のプロジェクトと新作「ハイパークローム」についてプレゼン。今夏のロンドン・パラリンピック車いすテニス男子シングルスで金メダルを獲得した国枝慎吾(Shingo Kunieda)選手と2012年ミス・アース・ジャパンに選ばれた野田萌(Megumi Noda)によるトークショーも開催され、互いに“世界を舞台にチャレンジすること”について語った。また、サプライズゲストに大会のために来日しているマレーが登場。マティアスCEOから激励の言葉を受け、笑顔で写真撮影に応じた。

 楽天ジャパンオープンは、マレーほか世界トップクラスの選手が参加し、10月1日から7日まで東京・有明で開催される。現地またはテレビで試合を観戦する際には、コートを見守る「ラドー」のコーナークロックにも要注目だ。(c)MODE PRESS