【10月22日 AFP】女子ゴルフ、LPGAハナバンク選手権2012(LPGA HanaBank Championship golf tournament 2012)は21日、韓国・仁川(Incheon)のスカイ72ゴルフクラブ(Sky72 Golf Club)で最終日が行われ、ノルウェーのスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen)がプレーオフを制して優勝を果たした。

 最終日に崩れて優勝を逃しかかったペターセンだが、英国のカトリオーナ・マシュー(Catriona Matthew)とのサドンデス方式のプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い、大会を制した。世界ランキング9位のペターセンは米国ツアーで1年以上ぶりとなる優勝を飾り、優勝賞金の27万ドル(約2100万円)を獲得した。

 ペターセンは2日目を終えて2位に5打差をつけて首位に立っていたが、最終日にダブルボギー2つを含む2オーバーと崩れてリードをふいにし、マシューとともに通算11アンダーでラウンドを終えていた。一方のマシューはペターセンと7打差の6位タイでスタートしたが、6バーディー、1ボギーでこの日の最高スコアに並ぶ5アンダーとスコアを伸ばした。

 2人はパー5の18番ホールで行われたプレーオフの1ホール目と2ホール目をともにパーで終えた。続く3ホール目、マシューは残り115ヤードからの第3打がピン左に外れ、バーディーパットは左に大きく外れた。ペターセンは第2打でグリーン脇のバンカーに捕まったものの、アプローチでピンそば約2メートルにつけると続くバーディーパットで決着をつけた。

 日本の宮里藍(Ai Miyazato)は、通算3アンダーの20位タイで大会を終えた。(c)AFP