【12月26日 MODE PRESS】オランダ・アムステルダムで1989年に創業したデニムブランド「ジースターロゥ(G-STAR RAW)」は、”縮まない、ねじれない、色落ちしない”という革新的なデニム「RAW DENIM」を発表するなど、デニム市場において革新的かつ最先端を行くスタイルを貫き、現在はヨーロッパを代表するデニムブランドへと成長した。従来の既成概念を超えた物づくりに対する姿勢と個性豊かなデザイン、革新的なアプローチによって生まれるコレクションは、一部のデニム愛好家だけでなく世界中の幅広い層に支持されている。

■ファンでなくても目を引くビジュアル

 そんな彼らが今年10月、アジアを代表するアーティストの「少女時代GIRLS' GENERATION)」を広告キャンペーンに起用すると発表した。ブランドを象徴するスキニーデニムの深いRAWカラーとシンプルな白シャツに身を包んだメンバー全員が一同に集まったビジュアルは少女時代ファンでなくとも、目を奪われる。ユーチューブにアップロードされたメンバーのインタビューが編集されたキャンペーンのメイキング動画は短期間で、約15万回再生された。

■ポップアップショップの反響は・・・

 また今回は、少女時代とのコラボ商品も販売。全国発売に先駆け、11月13日から30日まで東京・原宿にある「ザ・シェルター トーキョー(The SHEL' TTER TOKYO)」にポップアップショップを設け、先行発売を行った。発売初日には、開店前からいち早く少女時代と同じ着用アイテムを手に入れるためファンを中心に買い物客が列を作った。

「訪れるファンの方たちは、メンバーが着用したアイテムを購入する方が多かったです。女性ファン以外に男性ファンの方も大勢来店され、メンバーが掲載されたカタログ欲しさに店内で買い物をする姿が多々見られました。また、母娘で来店するケースも。若いお母さんと娘さんだと、同じような体型の方も多く、母娘で兼用するといって同店限定のコラボデニムを購入された方もいらっしゃいました」と同店で働く高橋さんは振り返る。SHEL' TTER限定アイテム「ARC 3D SUPER SKINNYデニム」のブルーは、会期中、最も売れた商品だ。

 現在、同コラボ商品は全国のG-STAR RAW STOREを中心に展開されており、“少女時代”効果が功を奏して、老若男女問わずの人気ぶり。ヨーロッパだけでなく、日本を含むアジア全域を視野に入れた今回のコラボキャンペーンは、今後さらにブランドの成長にスピードを加速させるだろう。(c)MODE PRESS

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