【4月1日 AFP】12-13NBAは31日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート（Miami Heat）は88-86でサンアントニオ・スパーズ（San Antonio Spurs）を下した。

　ヒートは主力のレブロン・ジェームズ（LeBron James）とドウェイン・ウェイド（Dwyane Wade）を欠いていたが、クリス・ボッシュ（Chris Bosh）が2人を補う活躍を見せ、スパーズを退けた。

　昨シーズン王者で、今季もイースタンカンファレンスで首位を独走するヒートは、ウェスタンカンファレンス首位のスパーズに3ゲーム差をつけリーグトップの勝率を守り、プレーオフでのホームコートアドバンテージ獲得に近づいている。さらにヒートは今季スパーズとの直接対決で全勝を飾り、タイブレークも手にしている。

　ヒートの「ビッグ・スリー」のうちで普段注目されていないボッシュだが、この試合ではジェームズとウェイドをけがで欠いても支障がないことを示した。

　試合の終盤、85-86でスパーズにリードを許していたヒートだが、残り時間1.9秒のところでボッシュが勝ち越しの3ポイントシュートを沈めた。27日の試合でシカゴ・ブルズ（Chicago Bulls）に連勝記録を27で止めらたものの、その後2連勝を飾った。

　ボッシュは15本中9本のシュートを成功させて23得点挙げ、9リバウンドを記録した。

　ヒートのエリック・スポールストラ（Erik Spoelstra）HCは、試合直前にジェームズとウェイドの欠場を発表した。ジェームズは29日に行われたニューオーリンズ・ホーネッツ（New Orleans Hornets）戦の前半でハムストリングを負傷したものの、第3クォーターまで出場を続けていた。また、ウェイドはブルズ戦で足首を痛めたが、ホーネッツ戦にも出場した。(c)AFP