【8月13日 AFP】日本ラグビーフットボール協会（Japan Rugby Football Union、JRFU）は12日、日本代表が11月に欧州ツアーを行うことを発表した。

　2015年W杯イングランド大会（Rugby World Cup 2015）の準備の一環として行われるこの遠征で、エディ・ジョーンズ（Eddie Jones）ヘッドコーチ（HC）率いる日本代表は、スコットランド、ロシア、スペインの各国代表と試合を行う。

　岩渕健輔（Kensuke Iwabuchi）GMは記者会見で、「2015年W杯のリハーサルになるように試合の手配を行った。どの試合でも、勝つために戦うという我々のスタンスは変えない」と話した。

　日本代表は11月9日にエディンバラ（Edinburgh）でスコットランド代表と対戦。その後16日にはロシアと試合を行うことが決まっているが、こちらの開催地はまだ決まっていない。そしてロシア戦の1週間後にはマドリード（Madrid）でスペイン戦に臨むこととなっている。

　現在世界ランキングで日本は14位、スコットランドは9位、ロシアは19位、スペインは20位につけている。

　日本は2019年のW杯の開催地に選ばれており、かつてワラビーズ（オーストラリア代表）のコーチを務めたこともあるジョーンズHCは、それまでに日本代表が世界10位内にランクインすることを目指しているという。(c)AFP