【8月26日 AFP】13-14スペイン1部リーグは25日、第2節の1試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-0でグラナダ(Granada CF)に勝利した。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の下、開幕2連勝を飾ったレアル・マドリードだったが、またしても勝ち点3獲得に厳しい戦いを強いられた。

 試合前は、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)のレアル・マドリードへの加入間近とのうわさで持ちきりとなった一戦だったが、前半10分のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の得点以降、グラナダは取り乱すことはなかった。

 レアル・マドリードはその後、チャンスを多く手にしたが、メスト・エジル(Mesut Ozil)の得点は取り消され、イスコ(Isco Alarcon)のシュートはポストに嫌われた。

 一方のグラナダは後半40分、ディエゴ・ブオナノッテ(Diego Buonanotte)がカゼミーロ(Casemiro)にペナルティーエリア内で倒されたが、主審はこれを取らず、勝ち点1を手にする最大のチャンスを逃した。

 試合後の記者会見に臨んだアンチェロッティ監督は「満足だね。重要な結果だ」。

「前半は速いリズムで良いプレーができた。後半はリズムが落ち、試合はさらに難しくなった」

 レアル・マドリードは、第1節のレアル・ベティス(Real Betis)戦でも1点差の勝利となったが、アンチェロッティ監督は、勝ち続ける中で指揮官の求めるスタイルに合わせていくことが重要と強調した。

「FCバルセロナ(FC Barcelona)の昨日の試合を見たが、難しい試合だった。われわれの哲学をいくつか変更していこうとしている。この段階で大事なのは拾える勝ち点を手にすることだ」

 また、アンチェロッティ監督は、開幕戦に続きイケル・カシージャス(Iker Casillas)ではなく、ディエゴ・ロペス(Diego Lopez)を先発GKに起用し、試合前に大きな話題となった。(c)AFP