【9月21日 AFP】アルペンスキー女子滑降のマリオン・ローラン(Marion Rolland、フランス)が、けがのため2014年ソチ冬季五輪を欠場することが明らかになった。フランススキー連盟(French Ski FederationFFS)が20日、発表した。

 現在30歳のローランは15日、チリでのトレーニング中に転倒し、右膝を負傷した。MRIスキャンの検査を行ったところ、前十字靱帯の裂傷と内側側副靱帯の損傷が確認された。

 2月にオーストリアのシュラートミング(Schladming)で開催されたアルペンスキー世界選手権2013(2013 FIS Alpine World Ski Championships)で優勝したローランは、来年2月に開幕するソチ五輪で同種目の金メダルの最有力候補とされていた。

 ローランは2007年と2010年に、同じ右膝靱帯の手術を受けている。2度目の手術は、2010年のバンクーバー冬季五輪で転倒して負ったけがの治療のために行われた。(c)AFP