【9月29日 AFP】13-14スペイン1部リーグは28日、第7節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-0でアルメリア(UD Almeria)を下した。

 バルセロナは開幕からの連勝を過去最高に伸ばしたが、その代償としてリオネル・メッシ(Lionel Messi)が太ももを痛めて負傷交代を余儀なくされた。

 メッシは前半21分、味方との連携でDFをかわしながら中央へ切れ込むと、約20メートルの距離からカーブをかけたシュートをファーサイドに決め、アウェーのバルセロナに先制点をもたらした。

 しかしながらメッシは、それから10分と経たないうちにハムストリングの負傷を訴えて途中交代し、1日に行われる欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のセルティック(Celtic)戦の遠征に帯同するかは微妙となった。

 メッシは29日に検査を受け、けがの正確な状況を調べる予定となっている。

 世界年間最優秀選手のメッシを失い、本来の流れるようなプレーからはほど遠いように見えたバルセロナだが、後半の早い時間帯にセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)の折り返しからアドリアーノ・コレイア(Adriano Correia)が得点を決めてリードを2点に広げると、危なげなく試合を終わらせた。

 チームを率いるヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は「レオは右足の筋肉に問題があり、ゴールを決めた時に痛めたようだ。検査が終わるまでは、それ以上のことは言えない」とコメントした。

 前シーズン王者のバルセロナはこれでチーム史上初となる開幕7連勝を飾り、昨シーズンの終盤から続くリーグ戦での連勝を12に伸ばしている。(c)AFP/Kieran CANNING