【10月24日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(TEB BNP Paribas WTA Championships - Istanbul 2013)は23日、トルコ・イスタンブール(Istanbul)のスィナン・エルデム・ドーム(Sinan Erdem Dome)で2日目が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-2、6-4で第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を下した。

 セレーナは試合開始からわずか約1時間20分でストレート勝利を挙げ、ラドワンスカとの対戦成績を8戦全勝に伸ばした他、26日に行われる準決勝への進出をほぼ確実なものとした。

 熟練のスキルはあるものの若干小柄な世界ランク4位のラドワンスカがこれまで対戦した全試合でセレーナから奪ったセットは、2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)の決勝での1セットだけに留まっている。

 ラドワンスカは粘り強く、発想力に富んだプレーで攻めたものの、この試合でもセレーナを破ることはできなかった。

 セレーナは試合後、疲れていると語った。

「(ツアー選手権は)マッチポイントを握っているようなもの。勝利は目に見えているものの(シーズン終了まで)まだまだ道のりがある。大会の間ずっと、集中しっぱなしでいる必要がある」とセレーナは言う。

「私が参戦した楽だった年なんてなかった。だけどただ、(タイトルが)欲しいか欲しくないか決めて挑まなければいけない」

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