【10月27日 AFP】13-14フィギュアスケートグランプリGPシリーズ第2戦、スケート・カナダ(2013 Skate Canada International)は26日、カナダ・ニューブランズウィック(New Brunswick)州のセントジョン(Saint John)でアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われ、カナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が合計181.03点で優勝した。

 カナダ勢が金メダルと銀メダルを独占し、ポイントでも3位以下に大差をつけた。

 五輪金メダリストのヴァーチュー/モイア組は、フリーの演技で二人が一緒に過ごした17年間を複雑なステップと華麗なダンスで表現し、ファンの心をつかんだ。

 2位には合計175.23点でカナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組が、3位には合計153.20点で米国のマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組が入った。

 大会通算5度の優勝を誇るヴァーチュー/モイア組は今シーズン限りで一線を退くと見られており、最後になるかもしれないスケート・カナダの表彰台で、モイアの目は潤んでいるように見えた。(c)AFP