【11月23日 AFP】13-14フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ最終戦、ロシア杯(2013 Cup of Russia)は22日、ロシアのモスクワ(Moscow)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、ロシアのユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia)が72.24点で首位に立った。

 10月に行われたスケート・カナダ(2013 Skate Canada International)でGPシリーズ初優勝を飾った15歳のリプニツカヤは、地元観衆の前でマーク・ミンコフ(Mark Minkov)作曲の「ユー・ドント・ギブ・アップ・オン・ラブ(You Don't Give Up on Love)」に合わせてほぼ完璧な演技を披露し、自己最高得点を記録した。

 欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships)で5度の優勝を誇り、2012年の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2012)を制したイタリアのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner)は、自己最高となる67.74点を記録して2位につけた。

 米国のアグネス・ザワツキー(Agnes Zawadzki)は、コストナーに7点差以上離されたものの、60.45点で3位につけている。

 日本勢は今井遥(Haruka Imai)が49.55点で8位、村上佳菜子(Kanako Murakami)が49.24点で9位と大きく出遅れた。(c)AFP