【1月1日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2014)は31日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、7-6でチェコのルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)を下し、2回戦に進出した。

 2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)の2回戦で黒星を喫したロソルを下し、ナダルは待ち望んだリベンジを果たすとともに、これまでタイトルを逃しているこの大会で優勝を果たす決意をのぞかせて新年を迎えることになった。

 6度目の出場となるナダルは、男子プロテニス協会(Association of Tennis ProfessionalsATP)のワールドツアーでは唯一この大会で優勝を飾ることができていない。

 勝利を派手なガッツポーズで祝ったナダルだったが、リベンジの気持ちは頭から消えていたと明かした。

「リベンジなんてしたことがない。僕としては、リベンジすることを考えるのは試合を始める上では間違っていると思う。落ち着いて試合を始めて、大きな心を持って試合で何が起きているかを分析すべきだ」

「少し緊張したね。彼との最後の対戦については良い記憶は無かったから。あの後約8か月プレーできなかった。気持ちよくはないさ」

 次戦でナダルは、ドイツのトビアス・カムケ(Tobias Kamke)と対戦する。(c)AFP