サインツがクラッシュで負傷しリタイア、ダカールラリー
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【1月16日 AFP】ダカールラリー2014(Dakar Rally 2014)に参戦していたレッドブルSMG(Red Bull SMG)のカルロス・サインツ(Carlos Sainz、スペイン)が、15日の第10ステージでクラッシュを喫して負傷し、リタイアした。
51歳のベテランで、これまで2度の世界ラリー選手権(WRC)制覇を誇る他、2010年のダカールラリーでは総合優勝を飾ったサインツは、事故後大会の医療施設に搬送されたという。
「サインツは軽傷を負い、(第10ステージのゴール地点だった)チリ・アントファガスタ(Antofagasta)にある医療センターに運ばれた」と大会運営者は語った。
サインツが乗っていたSMGバギー車は激しく破損した。
その激しい運転スタイルから「マタドール(Matador、闘牛士)」という異名を持つサインツは、第10ステージ開始時点で、総合首位のミニ(Mini)ドライバー、ホアン・ナニ・ロマ(Joan Nani Roma、スペイン)に3時間28分と、かなりの遅れを取っていた。(c)AFP