【2月26日 AFP】ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2014)は25日、男子シングルスの1回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-3、6-3でウズベキスタンのデニス・イストミン(Denis Istomen)に快勝した。

 1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)で屈辱を味わったばかりのジョコビッチは、満員の会場でストレート勝ちを収め、再び優勝争いに名乗りを挙げた。

 四大大会(グランドスラム)通算6勝のジョコビッチだが、今年の全豪では準々決勝でスイスのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka)に敗れており、世界ランク54位のイストミンは試合の感覚を取り戻すための理想的な対戦相手だった。

 会場はアドレナリンを出すのに十分な盛り上がりを見せ、対戦相手もラリーを続けるのにちょうどいいレベルの選手とあって、初戦の勝利はドバイで通算5回目の優勝を目指すジョコビッチの背中を押した。

 今大会でジョコビッチが優勝すれば、28日の準決勝で対戦する可能性が高い第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が保持する大会最多優勝記録に並ぶことになる。(c)AFP/Richard EATON