【3月2日 AFP】ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2014)は1日、男子シングルスの決勝が行われ、大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は3-6、6-4、6-3で第3シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下し、通算6度目の大会制覇を飾った。

 32歳のフェデラーは、ドイツ・ハレ(Halle)で昨年行われたゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2013)以来となる通算78度目のタイトルを手にした。現在世界ランク8位のフェデラーは、ジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏を抜き、通算優勝回数で単独3位に浮上している。

 フェデラーは「ここドバイでしっかり練習を積んだことで、厳しい暑さに耐えられた。最高に幸せだ」とコメントした。

 昨年のこの大会(Dubai Duty Free Tennis Championships 2013)では準決勝でベルディハに敗れていたフェデラーだったが、今大会では第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を退け、決勝に進出していた。

 フェデラーは、2000年以降は毎年ATPワールドツアーでのタイトルを獲得している。

 2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)準々決勝、昨年大会の準決勝とベルディハを相手に2連敗を喫したフェデラーだったが、この勝利で通算対戦戦績を12勝6敗とした。(c)AFP