ウェブが首位を守り最終日へ、HSBC女子チャンピオンズ
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【3月2日 AFP】女子ゴルフ、HSBC女子チャンピオンズ(HSBC Women's Champions 2014)は1日、シンガポールのセントーサGCセラポンコース(Sentosa Golf Club The Serapong Course)で3日目が行われ、カリー・ウェブ(Karrie Webb、オーストラリア)が通算11アンダーで首位の座を守った。
ウェブは最終ホールでバンカーにつかまりながらもバーディーを奪い、ライバルを寄せ付けなかった。
39歳のウェブはバンカーを脱したあと、約1.5メートルのバーディーパットを沈め、観衆の前で強い精神力をみせつけた。
ツアー通算40勝を誇るウェブは、開始から13ホールでスコアを伸ばせず我慢の展開を強いられたものの、最後の5ホールで3バーディーを記録している。
大会優勝経験を持つアンジェラ・スタンフォード(Angela Stanford、米国)が1打差の2位につけ、テレサ・ルー(Teresa Lu、台湾)とアサハラ・ムニョス(Azahara Munoz、スペイン)が3位タイで並んだ。
女子ゴルフの殿堂入りを果たしているウェブは、10年以上前に全盛期を迎えているが、2月にオーストラリアン・オープン(ISPS Handa Women's Australian Open 2014)を制し、今大会でも66、69、70で回るなど勢いに乗っている。
そして開催7回目となった今回、ウェブとスタンフォードは大会史上初の2度目の優勝を飾る可能性がある。
一方、今大会で優勝すれば世界ランキングでトップに立てる可能性があるスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)は、後半に2ボギーをたたいたことで首位とは6打差となり、世界1位の座は遠のいたかのようにみえる。
守り続けていた世界ランク1位の座から脱落する恐れがある朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)は、首位と8打差の10位タイとなり、ニュージーランド出身のリディア・コー(Lydia Ko)はスコアを1つ落として17位となった。(c)AFP/Talek HARRIS